microshovelです。突然ですが、英検1級合格とTOEIC満点を目指します!
なぜこの2つの目標を掲げたかですが…半分は単なる思い付きです😅
寝付けない夜に急にこの2つを達成したくなりました(笑)
はっきり言って翻訳にはまったく関係ありません。
英検準1級とTOEIC900点が翻訳を開始するための目安なんて言われたりしますが、あくまでひとつの目安であって、翻訳を始めるのに英語の資格は特に必要ありません。
翻訳会社のトライアルに合格するかどうかが決定的に重要です。
わたしはもともと翻訳に関係なく英語好きなので、英検1級とTOEIC満点には興味がありました。日本では英語系資格の最高峰ですから。
なので、正確に言うと、思い付きというより英語好きとしてのあこがれみたいなものです。
残りの半分は、見栄ですね😓
プロフィール欄に書いたり、人と話すときに現状のTOEIC930点ではなんとなく弱いかと。
TOEIC930点と書いてあるよりは、英検1級&TOEIC満点と書いてある方が説得力が増すだろうという、極めて打算的なマーケティング上の理由です。
以下は、完全に個人的な内容ではありますが、勉強法や試験の分析など少しでもみなさんの参考になることを意識して書きたいと思います。
現状を把握する
わたしが現在保持しているTOEICスコアは930点です。
ただし、これはちょうど今から20年前の大学生のときに取ったスコアです。
同じころに英検準1級にも合格しました。
人生でいちばん英語の勉強をしていた時期ですね。
ずいぶん前のことなので、正直に言うとあまり当てにならないスコアです。
では930点を取って以来いちどもTOEICを受験したことがないかと言うと、そうではありません。
話しが脇道に逸れますが、以前勤めていた会社で社長命令によってオフィス部門の社員全員がTOEICを受験することになったことがありました。
わたしはそこで社内の勉強会や受験の取りまとめなどを担当していました。
わたしもオフィス部門所属だったので、他の社員と一緒にTOEICを受験したのですが、その時のスコアは915点でした(10年前の話しです)。
まったく伸びていないどころか、下がってますね。
とは言え、会社では海外顧客とのやりとりを担当していたので(90%はメール。残りの10%は電話)、英語力はある程度維持できていたと思います。
その後、会社を辞めて翻訳者になりました。
普通に考えれば、翻訳者になってからは英語力が向上してそうなものですが、これも少し疑問です。
別の記事でも書きましたが、翻訳力とは「英語力+専門知識+表現力」なので、翻訳力自体は向上しているはずです。
ところが、翻訳者として生活していると、普段訳す素材は似たようなものが多く、特に語彙が増える訳でもなく、特に語法の問題に詳しくなる訳でもありません。
増してやリスニングやスピーキングはさっぱりです。
まあ読解力については向上したという実感がありますが、これは翻訳の際には分からない単語は辞書を引きまくることができるし、周辺知識もネットで調べることができるからです。
恥ずかしながら、試験で測定可能な英語力自体については、ここ10年間くらい(下手するとそれ以上)はあまり向上したという実感がないのが現状です。
今回の目標を掲げるにあたってTOEICの簡単な診断テストを受けてみたところ、ちょうど900点でした。
という訳で、上記をいろいろ考慮して、おおよそTOEIC900点からの出発と言ってよいと思います。
2つの試験を分析する
英検1級とTOEICの2つのテストを分析してみたところ、感じたことは以下のとおりです。
<TOEIC>
模擬試験を受けてみたところ、リーディングはパート5(短文穴埋め)とパート6(長文穴埋め)で取りこぼしがあったのでここが問題になりそうです。
細かな文法知識を問う問題もあったので、わたしの知識不足もあると思います。
パート7(複数の文書による問題)は、偉そうな言い方になりますが、内容自体は簡単で時間さえあれば満点が取れそうな問題です。
リーディングセクションで大事なのはパート5、6の文法知識と、文章を素早く読んで情報を把握する力のようですね。
リスニングは、普段まったく勉強していないのでパート1~4までの全パートについて対策が必要になりそうです。
TOEICのリスニング対策もありますし、根本的なリスニング能力自体も鍛える必要がありそうです。
<英検1級>
英検1級で大事なのは、何と言っても語彙力とライティング能力のようです。
具体的には、短文/長文の語句空所補充問題と、英作文(エッセイライティング)のパートです。
英検1級の語彙問題は明らかに他の試験よりもレベルが高いです。対策が必要です。
また、英作文問題も対策をしておかないと上手く回答できそうにありません。しかも全体の3分の1の配点ですから大きいです。
その他のパートは、英検向けに個別の対策が必要と言うよりは英語力そのものを問う問題が多そうなので、英語力の向上を目指します。
どんな戦略で挑むか?
今回、わたしが立てた戦略は以下のとおりです(2つの試験の勉強を同時に進めます)。
<語彙力>
語彙力の問題は、英検を中心に考える必要があります。
TOEICの方は語彙レベル自体はそんなに高くないので、単語帳を利用する効果は薄いと思います。
それよりは、問題をたくさん解いて出てきた分からない単語を自分でリストアップした方がよさそうです。
一方、英検1級の語彙問題のレベルは高いので、専用の単語帳が欲しいところです。
ネットと実際の書店で調べた結果、以下の単語帳を使用することに決めました。
『でる準パス単英検1級』旺文社
<文法問題>
TOEICのパート5とパート6の勉強を中心に考えます。
ネットを見ると、TOEIC満点を取るには10000問解くと良いと書いてあります。
10000問解けるかどうかは分かりませんが、大量の問題を解いて、疑問点やあいまいな点を潰していくのが有効だと思います。
利用する参考書は以下に決めました。
『TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問』TEX加藤著(アスク出版)
<リスニング>
リスニングもTOEICを中心に考えます。
ただし、TOEICの対策だけでは不十分で、根本的なリスニング能力自体を鍛える必要があります。
TOEICのリスニング対策に利用する参考書は以下に決めました。
『TOEICテスト新形式精選模試リスニング』加藤優ほか著(ジャパンタイムズ)
リスニング能力自体のレベルアップには、YouTubeを利用するのが良いと思います。
いろいろ試してみたところ、以下のチャンネルがよさそうです。
- English Lessons with Adam
- Learn English with EnglishClass101.com
- Kento Bento
- Worth It
- BBC Learning English
これらのチャンネルを日常的に聴くようにします。
<その他>
英検の読解力の問題については、現時点では特に対策をしていません。
TOEICの文法問題の勉強をしますし、毎日何かしら英語を読みますから。
試験日が近づいたら、何かの英検1級対策本をやろうと思います。
あとは、英検のライティング対策と二次試験対策を抜かす訳にはいきません。
もっと分析が必要そうなので、また別の機会に考えてみたいと思います。
目標達成のための期限は約1年間。来年の年末までには目標達成したいです。
また途中経過など報告したいと思います。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。