microshovelです。先日、恐れ知らずにも英検1級&TOEIC満点を達成することを宣言しました。今日はその続報です。
実際にテキストをやってみた
先日、英検1級&TOEIC満点を達成するための戦略として、おおまかに次のように決めました。
<語彙力>
語彙力の問題は、英検を中心に考える。
『でる準パス単英検1級』旺文社(以下、「パス単」)を覚える。
<文法問題>
TOEICのパート5とパート6の勉強を中心に考える。
『TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問』TEX加藤著(アスク出版)(以下、「でる1000問」)を解く。
<リスニング>
TOEIC対策を中心に考える。
『TOEICテスト新形式精選模試リスニング』加藤優ほか著(ジャパンタイムズ)をやる。
さて、記事を書いた翌日には上に挙げた教材がすべて届いたので、さっそくやってみました。
<語彙>
む、難しいです。正直に言って「パス単」に出てくる単語のけっこうな数が分かりません…
ひと通り目を通したあとに最初のページから覚えていますが、先は長そうです。
まあ一度で覚えられるはずがないことはこれまでの経験でよーく分かっているので、何度繰り返せるかが勝負です。
<文法問題>
正直に言うと、易しく感じます。
やはり、大量に問題を解いて、間違ったところやあいまいなところを潰していくしか無いようです。
しかし、「でる1000問」は良いテキストですね。説明が理にかなっていて、試験で使えるテクニックになっています。
<リスニング>
まだほとんど手を付けられていません。YouTubeを何本か観たくらいです。
<思ったこと>
語彙問題が特にヤバいです。
「パス単」に出てくる単語も分からないのによく翻訳ができてるな、と言われそうです。
思うに、普段の翻訳では同じような傾向の英文(わたしの場合は契約書など)ばかり訳しているので、その分野の単語・表現だけ詳しくなっているようです。
その分野ではそれなりに自信もありますし、英語力+専門知識+表現力を合わせた総合力では問題ないとは思っているのですが、横への応用の効かない偏った英語力になっているようです。
いわば、上腕二頭筋だけムキムキになって残りはひょろひょろみたいな、みっともない状態です。
これはヤバい…翻訳者としての営業にも支障をきたしかねません!
英語力全体の底上げをする良いチャンスだと思って頑張ります。
しかし、自分の実力不足は認めた上で…英検1級の語彙問題はレベル高いですね。
実はTOEIC900点を目指す人向けのボキャブラリー本にも目を通してみたのですが、8~9割は知っている単語でした。
TOEIC900点と英検1級とでは、少なくとも語彙に関しては明らかにレベルが違います。
試験に詳しい人から見ると「なにを今さら」でしょうけど、ここまで違うとは思っていませんでした。
英検1級のライティングと二次試験の対策について
あとは、英検1級の一次試験のライティング問題(エッセイ)と、二次試験のスピーチに向けた対策が必要です。
いろいろ調べたところ、感じたことは「英検1級のライティングとスピーチは、準備が何より大切」ということです。
「当たり前のことを」と言わないでください。
こんなことについては当たり前の結論しか出ないものです(笑)
他のこともそうと言えばそうですが、英検1級のライティングとスピーチは、普段から考えて準備していないとまともな回答ができません。
出題される分野も多様です。自分で全部準備するのは大変なので、以下のテキストを利用することに決めました。
『英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇』(ジャパンタイムズ)
この本は、ネット以外での評価も高く、分野別に212のコンテンツブロックが記載されているので、準備にうってつけですね。
ただし、こんなものを全部記憶するなんてできません!
参考にするのはどんな分野から出題されるのかということ。
それに対して自分ならどう書くかと考えて準備しておきたいと思います。
その際にコンテンツブロックの英文を参考にするという形が良いかなと思っています。
くれぐれも暗記はしません。
「パス単」を覚えるだけでわたしの記憶容量は一杯になるはずですから(笑)
二次試験のスピーチも同じで、考えたこともないテーマについては何も出てきません。
ただ幸いに、一次試験のライティングと二次試験のスピーチの準備は重なる部分が大きそうです。
普段から「このテーマについて自分は賛成か、反対か」と考えて、少しづつ準備をした方が良さそうです。
前回の投稿で、「試験日が近づいたら、対策本をやる」と書きましたが、取り消します。すみません。
少なくとも、ライティングとスピーチについては、初めから英検に向けた準備をしないと無理っぽいです。
あと、最後に気を付けることは、最初はやる気が有り過ぎるということです(笑)
これはあまり良くない兆候です。最初だけダッシュしてすぐにバテるパターンです。
さすがにこの歳になると分かっています。若い頃はこのパターンで何度失敗したことか分かりません。
まだやりたいな、と思うくらいで止めておく方が良いですね。
では、また。