microshovelです。英検1級&TOEIC満点を目指してます。
今日は、全般的な続報と英検1級の英作文問題について感じるところを書いてみます。
やはり語彙問題!アプリが便利
引き続き英検1級&TOEIC満点に向けた学習を続けています。
やはり特に英検の語彙問題と英作文問題の対策が必要という考えに変わりありません。
語彙は覚えていなければ即アウトですからね。地道に覚えていくしかありません。
語彙の覚え方については、先日ある記事を書きました(記事はこちら)。
簡単に言うと、
- <手順①>高速ですべての単語に目を通す(最低5サイクル繰り返す)
- <手順②>未知の単語には各品詞形、例文、語源、類語などの関連情報を1つずつ書き加えて覚える
という方法です。
高速ですべての単語に目を通して「見たことある」という状態にした上で、1つずつ丁寧に覚えていくという方法です。
手間と時間はそれなりに掛かりますが、長い目で見ると効率的かつ確実な方法だと思っています。
で、わたしの進捗状況はというと、『でる順パス単』はとりあえず1周チェックし終わって、一方で始めのページから関連情報を記入しながら地道に覚えています。
あまりペースが上がっていませんが、休まず継続することを重視して勉強しています。
あとはスマホのアプリを使った単語の学習も始めました。
ひとつは「mikan」というアプリ。

もうひとつは「でる順パス単」のアプリです。
mikanで有料で使えるアプリじゃありません。これです。

mikanでもPRO版を使えば、『でる順パス単』の単語を覚えることもできるのですが有料かつ月額みたいなのでやめました。
「英検でる順パス単」のアプリも有料(\860)ですが、買い切りなのでこちらにしました。
実はアプリを使って単語の学習をしたのは初めてです。
感想はというと…最高です!
あんまり便利なのでうれしくなって毎日やってます。
割と昭和人間なのでこれまでは本+CDを使って単語を勉強したことしかありませんでした。
アプリを使うと覚えやすいし、覚えた単語と覚えてない単語の管理がすごく便利なので感動しています。
これまでアプリを使ったことがなかったので、余計に効果的です。
まるで一度も薬を飲んだことのないアフリカの原住民に最新の薬を飲んでもらうとメチャクチャ効いたという話しみたいです…ちょっと大げさか、しかもオレは原住民か!
特にチェック機能が特に優れていると思いました。
<手順①>に書いたように全体を高速でチェックする際には、紙の本をペラペラめくるよりアプリの方が正確かつ効率的です。
ただし、<手順②>にあるように関連情報を書き加えて覚えるという手順についてはアプリでは不便です。
関連情報を書き加えるというのは面倒ですが、各品詞形や語源などの情報を自分で調べたり、例文を自分で考えたりする行為自体が単語を覚えるために有効なので、この点では紙の本の方が優れていると思いました。
まあ、アプリでも情報をあとから追加したり、記入したりできるようになれば良いだけなので、別に紙媒体にこだわっている訳ではありません。
この2つのアプリを比較した場合、チェックするという機能ではmikanの方が優れています。
操作性も良いし、キャラクターを使用したりして飽きないための工夫がされています。
ただ、例えば"intrude"という単語に対して「侵害する」という1語が示されるだけなので、チェックして知らなかった単語をより深く理解するという機能はありません。
その点、「英検でる順パス単」は、チェック機能もあるし、知らない単語についても類語や例文などの関連情報も割と書いてあるので(ただし例文の音声は別料金)、単語を理解して記憶するという点では「英検でる順パス単」の方が優れていると感じました。
まあ、わたしはmikanは無料で使える部分しか試してないので、その点は差し引いて考える必要があるかもしれません。
現在は「英検でる順パス単」の書籍版とアプリの両方を併用しながら勉強しています。
この方法で全部覚えるつもりです。
英検1級の英作文問題について
英作文問題については、『最短合格!英検1級英作文問題完全制覇』という本を使って勉強しています。定番の本みたいですね。
この本は3部構成になっており、第1部が英作文問題の対策法、第2部がエッセイに使えるコンテンツブロック、そして第3部が実践問題となっています。
第2部は、エッセイを組み立てる際のパーツのようなコンテンツブロックが大量に載っていますが、やるのに時間が掛かりそうだし、いきなりパーツだけを見ても全体像が分からないので第1部を読んだあとは、第3部の実践問題から取り組んでいます。
さて、英作文問題を実際にいくつかやってみて感じたことは以下の通りです。
- 英語を書くこと以上に書くべき内容を考える方が難しいこと
- 動詞の選択、冠詞の問題、可算名詞・不可算名詞の区別をしっかりすることが大切
英検1級の英作文問題の指示文は次のようになっています。
・与えられたテーマについてエッセイを書きなさい。 ・あなたの答えを支持する三つの理由を挙げなさい。 ・構成:導入、本論、結論 ・推奨される長さ:200~240語
この指示内容から必然的に構成と語数は決まってきます。
- 導入:25~30語
- 本論1:50~60語
- 本論2:50~60語
- 本論3:50~60語
- 結論:25~30語
この構成に従って210~220語になるくらいを目安に書いて、結論で語数を調節すれば問題ありません。
テキストを読むと、使われている英文もそんなに難しいものではないし、これは割と簡単にいけそうな気がします。
ところが問題は、理由を3つ挙げなければならないということです!
わたしは毎日新聞も読みますし、ニュースも観ます。
しかし、すべての社会問題にそこまで関心がある訳ではありません。
例えば、例題は以下の通りです。
Agree or disagree : Extreme social inequality will never be eliminated.
(賛成か反対か:社会の著しい不平等は決してなくならない)
そんなこと言われても、行き過ぎた格差は是正すべきな気がしますが、格差自体はなくならないような気もします。
しかも、それをどちらかの立場に決めて3つの理由を挙げなければならないのです。
そうです!わたし以外の賢明な人はすでにお気付きの通り、これは英語の能力を試すのではなく、社会問題に対する関心度と、それに対する意見を論理的に述べる能力が試されているのです!
ということで、また別の対策が必要になりました。
普段からいろいろな社会問題に関心を持ち、それに対して3つ以上の論点から意見を言えるようになること。
そして、実際の試験では3つ以上の理由を挙げられるトピックを選択することが大事です。
もうひとつは、動詞の選択、冠詞の問題、可算名詞・不可算名詞の区別などの問題です。
これは英検というよりは、英語を書くときには常について回る問題です。
わたしも普段の仕事では9割が英日(英語→日本語)の仕事で、日本語を英語に訳すことはほとんどないので英語を書く機会はあまりありません。
なので、英語を書くときは、
「ここは複数形にするべきか、単数形にすべきか?それともanyを付けて無難に済ますか?」とか、
「この単語は可算名詞だった?それとも不可算名詞だった?」とか、
「文章の内容やフォーマル度に対して、この動詞は適切か?」といったことにいつも悩みます。
まあ要は英語を書くことに慣れてないんですね。
仕事で10年間も毎日英語のメールを書いていたのに、いまだにこんなことで悩むのが現実です…
わたしは翻訳者が集まる勉強会に毎月参加していますが、そこで日英の課題も取扱います。
それを見ていると、翻訳者でも上に挙げたような項目には悩むようです。
特に冠詞や可算・不可算といった日本語にない文法項目については、絶対的な自信を持って英語を書けるようになることは一生ないのだろうな、と半ば諦めの境地です。
まあ、止まらずに歩き続けることが大切ですから、地道に頑張ることにします。
英検1級の英作文問題は構成が決まってますから、その分書きやすいと言えます。
例えば、理由を3つ挙げる訳なので、それぞれFirstly, Secondly, Thirdlyでいいなとか、結論部分はIn conclusion,とか、For the reasons mentioned above, とかで書き始めればいいなとか、いろいろ使える表現を事前にたくさん集めておくのが重要だと思います。
わたしはいろいろな本やネットを探し回って、すでにA4の紙4枚分の表現を集めました。
今日は語彙問題と英作文問題の対策を中心にお話ししました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。