microshovelです。今日は、わたしが英語を学ぶのに役立った洋楽について紹介します。
わたしと洋楽
洋楽で英語を学ぶのは確かに効果もありますし、何より楽しいです!
わたしが英語好きになったのは中2の頃です。
それまでは英語が何のことかまったく分からず、みんなが80点以上を取っている中1の期末試験でも、わたしの点数は50点でした…
そんなわけで中2からは塾に通わされることになったのですが、そこでわたしの英語は大きく変わりました。
正直に言って、塾の先生がそんなに良かったとは思いません。
文法中心の教え方で、毎回文法項目をホワイトボードに書いて解説したあとに練習問題をやるだけ。
ところがなぜかこれがわたしに合っていたようです。
説明された文法をテキストにある文に当てはめてみたら、英語が読めることに気付いたのです!
どうもわたしは「理屈タイプ」の人間だったようです。
文法を学んだら、教科書を開いてもほとんど読めるし、読めないときは単語を調べれば読めました。
それまでは「何が分からないかが分からない」状態だったのですが、文法を学んでからは「文法と単語が分かれば英語は読めるじゃん」と思ったのを覚えています。
そこからは校内の英語高得点者の仲間入りをして、周りからは「なぜか英語だけはできる奴」と思われていました😅
そして高校ではさらに英語にはまることになりました。
学校の授業は退屈だったので、それ以外で英語を求める日々でした。
そんな高校時代にわたしが英語を学ぶために役立ったのは次の3つです!
- 洋楽
- セサミストリート
- 海外のボクシング雑誌
当時はこの3つで英語を学んでいました。
学校から帰ると洋楽を聴いて、録画していたセサミストリートを見てました(NHKでセサミストリートの放送が終了したのが悲しい…)。
それと、わたしはボクシング好きなので、自分で手紙を書いてまでして(ネットなどない時代です)海外のボクシング雑誌を購読していました。
当時の英語力がそのくらいだったのか自分でもよく分かりませんが、センター試験でも英語は200点満点中195点だったし、割とよかったと思います。
高校時代には資格試験は受けませんでしたが、大学に入ってすぐに英検2級を取得して、その翌年には英検準1級とTOEIC930点を取ることができました。
高校時代には、わたしは上記3つ以外の勉強はしていなかったので、効果は確かにあるといえると思います。
そんな中でも今日は、英語力向上に役立った洋楽についてベスト10形式で紹介します。
勉強のやり方ですが、洋楽はあくまでもメインでやる勉強法ではないのでそんなに気にしなくて良いと思います。
歌詞カードを読んでから聴いたり、歌詞カードを読みながら聴いたり、可能なら歌詞を訳してみても良いと思います。
あと、洋楽の勉強の一番良いところは、自然に口を動かしたくなる(=歌いたくなる)ことです。
ある意味では最高の音読ですね!
なお、以下に挙げるのは40代のわたしが高校~大学時代に聴いていた曲なので、内容は全体的に古いです(笑)
でも良い曲ばかりですよ!
では、いってみましょう!
英語の勉強に役立つ洋楽ベスト10
1位 カーペンターズ(Carpenters)
何といっても発音がきれい。語尾まではっきりと発音しています。
含まれる文法項目も豊富。
ただ有名な"She don't care"という破格もありますけど、問題なし。
ちなみに歌っているのは女性である妹のカレンですが、声が低いので男性でもカラオケで歌いやすいです(笑)
2位 ビートルズ(The Beatles)
有名曲があり過ぎて、紹介するのが陳腐になってしまいます。
頑張って『Help!』の歌詞を書き取ったのは良い思い出。
3位 ビリー・ジョエル(Billy Joel)
発音は割りとはっきりしているし、歌詞も理解しやすい。
でも、短いメロディのなかに歌詞を詰め込もうとするので、発音しにくい。
字余り気味です(笑)
4位 サイモン&ガーファンクル(Simon&Garfunkel)
1960年代の歌手ですが、大学時代に一時期はまりました。
発音はクリアです(特にガーファンクル)。
でもメロディが複雑で、まねするのは難しい。
5位 スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)
この人も発音がきれいです。
音と音の繋がりをはっきり発音するので、書き取り練習をするには良いかも。
6位 エリック・クラプトン(Eric Clapton)
声が渋いのでやや聞き取りにくい。
『Tears in Heaven』や『Change the World』の渋いイメージを持ったままカラオケに行くと、ギャップに愕然とします(笑)
7位 エルトン・ジョン(Elton John)
ご存じナイトの称号を持つシンガー。
代表曲は、『Your Song』、『Can You Feel the Love Tonight』、『Candle in the Wind』など。どの曲も歌詞が素晴らしいです。
8位 シカゴ(Chicago)
シカゴと言えば、『Hard to Say I'm Sorry(素直になれなくて)』。
練習しましたが、"It's hard for me to say"のところが詰め込み過ぎ!
口の中が忙し過ぎます。
9位 マライア・キャリー(Mariah Carey)
当時よく聴いていましたが、音程が高すぎてまねできません。
『Hero』は聞き取りやすくておすすめ。
10位 スティング(Sting )
はっきり言って発音は聞き取りにくいです。
でも曲は好きです。『Shape of my heart』が特に。
洋楽で英語の勉強をすることについて
いかがだったでしょうか?
洋楽で英語を学ぶのは確かに効果がありますよ!
もちろん洋楽だけでは一定のレベル以上に上がるのは難しいですが、効果は確かにあります。
洋楽で英語を学ぶことについては、いろいろな意見があるようです。曰く、
「文法を無視した表現がある」
「発音が模範的ではない」
「洋楽で英語を学ぶのは、非効率だし効果があいまい」などなど。
文法と発音に関しては、確かにそういう面もあるでしょう。
しかし、そんなに完全な英語だけを求めるのはどうでしょう?
NHKニュースだけを聴いて日本語の本当の会話が理解できますか?と言いたいです。
それと、これは英語だけに限りませんが、効率に関しても言いたいことがあります。
現代は効率的であることを求め過ぎな気がしています。
やるべきことを一番効率的にやった人がエライみたいな風潮があるように思います。
わたしは、回り道をしても自分が決めたことを確実にやりきる人の方に魅力を感じますね。
これに関しては、イチローの言葉が響きますね。
打率よりも、ヒット数にこだわって打席に立っている。
打率は三振したら下がるけど、ヒット数は一度ヒットを打てばなくならないから。
打率だけを追い求めていたら、しまいには打席に立ちたくない自分が
出てくるだろう。
わたしも、イチローとはレベルが違いますが、仮に非効率な英語の勉強法だとしても、一つでも単語や表現が自分の身につけばそれでいいと思います。
…すみません。最後は少し熱くなってしまったようです😅
あくまでわたしの考えですから、押し付けるつもりはありません。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。