この記事では、こどもを英語嫌いにさせずに、英語を教えるために我が家でやっていることを紹介しています。
こどもに英語を教える際に一番大事なのは、「こどもを英語嫌いにさせないこと」なんてよく言われます。
確かにそうでしょう。
英語嫌いになってしまったら、何を習っても脳が受け付けなくなりますからね。
とはいえ、2020年からは小学校での英語教育も変わって授業時間も増えるし、正式な教科として成績も付けられる。
今のままでは我が子がますます英語嫌いになるのでは、とご心配の方も多いと思います。
我が家の息子たちに英語が好きか聞いてみると、
兄「まあまあ」
弟「嫌い」
とのことでした。嫌いか…
こどもを英語嫌いにさせずに勉強させる方法をご紹介するつもりだったのに、さっそく失敗しているようです…
とはいえ、兄は読める英文のレベルも上がってきて、いろいろ興味も出てきているようですし、弟も一時期の完全に英語を拒否するといった感じから変わってきて、それなりに楽しんでいるようです。
突然ですが、「こどもに英語を教えることは、お薬を飲ませることに似ている」ような気がします。
兄は理屈っぽいタイプなので、「この薬を飲めば楽になるよ。○○という有効成分が効くのだ。」と言えば、納得して飲みます。
一方、弟は最後まで抵抗します。
そこで、粉薬よりは錠剤にしてもらったり、甘い味がついた薬にしたり、「薬を飲んだらチョコ1個!」と約束したりと、いろいろな工夫が必要です。
英語学習も同様です。
兄に対しては、
「君が大人になるころには英語はもっと必要になるよ。」とか、
「希望の大学に合格するためには英語が絶対重要だ。」とか、
「英語ができると、メジャーリーグの情報も英語で読めるよ。」とか言うと、
「必要なら仕方がない、やるか。」
となります。
理屈で納得するタイプです。
弟に対しては、動画を見せたり、英語のゲームをさせたり、「頑張ったらゼリー1個」と約束したりと工夫します。
兄の場合は、いろいろな英文が読めるようになってきたことがうれしいみたいです。
弟に対しては、「ABCは全部書けるね。」とか、「ほら、もうこの単語は知ってるね。」とか言って、おだてながらやっています。
やはり、一番大切なのは、「英語が分かる!」という実感でしょう。
自分の経験からも、特に、
・相手(できれば外国人)に話しが通じた!
・自分の興味のあるテーマの文が英語で読めた!
というのが一番モチベーションが上がると思います。
こどもたちにもできるだけそういう機会を作ってやろうと思います。