焼き肉用の肉があるけど、フライパンでそのまま焼いても旨くないし…なにか良い方法はないかな?
そんなときに役立つ情報です。
我が家では、ときどきお義母さんから割と上等な焼き肉用のお肉をいただきます。
もちろんテンションは上がるのですが、焼き方に困ります。
フライパンでそのまま焼いたらかたくなってイマイチ。
庭で七輪かバーベキューコンロあたりで焼けば最高なのは分かっていますが、そんなことできる訳もなし。
いろいろ試した結果、フライパンで焼いても旨いと感じる方法にたどり着いたので紹介します。
ルール1:牛肉は強火でサッと焼くべし
まず基本ですが、牛肉とイカは火を通し過ぎてはいけません!
すぐにかたくなってしまうからです。
「なにを当たり前のことを!」と言われるかもしれません。
でも、焼き肉屋では「焼くのは30秒まで!」とか言って、箸かトングを片手に持ってカウントする人でも、フライパンで焼くときはなんとなく焼き過ぎてしまうことが多いのではないでしょうか?
その理由のひとつは直火ではないからです。
焼き肉屋だと直火で焼くので、目の前で肉がすぐ焦げるので焼き時間は短くなります。
ところが、フライパンだと直火ではないので、焦げが付きにくく、おいしそうに見えません。そのため、うっかり長時間焼くことになるのです。
牛肉はサッと焼きましょう。
ルール2:タレに漬け込んでから焼くべし
家で焼く場合は下味をつけておいた方が良いです。
なぜなら、やや偏見ですが、焼き肉の旨さの3分の1はタレが焦げた味だからです!(残りの3分の2は、肉自体の味と、一緒に食べるメンバーに左右される)
お店だと直火なので、焦がそうと思わなくても肉はどんどん焦げます。
しかし、フライパンだとそうはいきません。
フライパンで焼いてからタレをかけると、味が濃くはなってもタレが焦げることはありません。(タレが焦げるころには肉がカチカチです)
その点、初めから肉をタレに漬け込んでおくと、フライパンに乗せただけでどんどん焦げます。結果、サッと焼くことになります。
これが、豚肉や鶏肉なら表面だけ焦げて、中まで火が通ってないということになりがちです。
しかし、そこは牛肉様ですから中は若干レアがおいしいのです。
漬け込み時間は最低30分。一晩でもOKなくらいです。
ルール3:タレはフライパンで加熱して、後からかけるべし
さて、タレに漬け込んだ肉を強火で焼いて、これでOKかと言うと、ご飯と一緒に食べるにはやや物足りません。
やはりタレが欲しいところです。
なんせお店で優雅に食べる焼き肉ではなく、家でご飯のおかずとして食べるのですからタレが欲しくなるはずです。
ということで、肉を焼き終わったフライパンにタレを適量入れて、温めてからお皿に盛ったお肉の上にかけます(肉が冷めないようにあらかじめお皿はレンジで1分加熱する)。
この方が、肉を焼く途中にかけるよりタレの味が引き立つと思います。
以上で、フライパンで焼いてもおいしい焼き肉を食べられるはずです。
付け合わせに何か炒めるなら、エリンギともやしがおすすめです。
では、幸せな食事を!